「SEO対策で成果が出ない」「競合サイトより上位表示されない」と悩んでいませんか?

SEOは競争が激しい世界です。検索ランキング上位を獲得するためには、競合サイトを分析し、自社の強みと弱みを把握したうえで、戦略を立てることが重要です。

本記事は、SEO競合サイト分析とは何か、具体的な調査方法について解説します。競合調査を通して、自社のSEO戦略をブラッシュアップし、検索エンジン上位を目指しましょう。

SEO競合サイト分析の目的

結論から言いますと、競合サイト分析の目的は、自社サイトが検索結果ランキング上位にするためのヒントを得ることです。

検索結果の上位に位置するコンテンツは、他のコンテンツより有益なコンテンツであると検索エンジンは判断しています。それらの競合サイトの特徴を分析することで、自社サイトの改善に取り入れることができます。

より噛み砕くと、「自社の強みと弱み」や「ユーザーのニーズ」を知り、そして「自社に最適な戦略」に役立てます。

目的1. 自社の強みと弱みを知る

競合サイトのSEO対策状況を分析することで、自社の強みと弱みを客観的に把握できます。具体的には、以下のような情報を分析します。

  • 検索エンジンにおける順位
  • ターゲットキーワードの自然検索の流入状況
  • コンテンツの内容
  • 被リンク
  • 発リンク
  • SNSでの拡散状況

これらの情報を競合と比較することで、自社がどのような点で優れているのか、どのような点で劣っているのかを明確にできます。

目的2. ユーザーのニーズを知る

競合サイトを分析する目的の1つは、ユーザーが何を求めているかを理解することです。

検索結果で上位に表示されたページは、そのページのコンテンツがユーザーの検索意図に合致していると検索エンジンに評価されます。

競合サイトがどのようにユーザーの要求を満たしているのかを観察することで、求められている情報の種類とコンテンツを理解できます。これにより、自社がまだ認識していないユーザーのニーズに気づき、自社サイトに活かすことが可能になります。

目的3. 自社に最適な戦略を立てる

自社と競合の強みと弱み、ユーザーのニーズを把握することができたら、自社のコンテンツ戦略に反映させます。

自社に優位性があるコンテンツに対しては、どうすればその優位性を生かして更なる成果を上げられるのかを考えます。

自社で未対策の分野に対しては、上位競合サイトのコンテンツを取り入れつつ、自社ターゲットユーザーのニーズを考慮したうえで、自社サイトを補完します。

SEO競合サイト分析のやり方

SEO競合調査では「3C分析」Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)というフレームワークを使用することが多いです。

3C分析のイメージ図

ユーザーの需要(市場・顧客)と競合サイト(競合)の状況を把握することで、根拠のあるSEO施策を自社サイト(自社)で展開することが可能になります。

弊社で実施している競合サイト分析は、大まかに分けて以下の5ステップがあります。

  • ステップ1. 競合サイトをリストアップ
  • ステップ2. 競合サイトの流入キーワードを把握する
  • ステップ3. 競合サイトの特徴をまとめる
  • ステップ4. 流入キーワードとコンテンツタイプのマッピング
  • ステップ5. 自社サイトと比較して戦略を立案

ステップ1. 競合サイトをリストアップ

SEOにおける競合サイトには、自社サイトの事業内容と類似している競合他社のサイトと、検索結果で上位表示されているサイトがあります。

ここでリストアップする競合サイトの数は、3〜5サイトが妥当です。経験上それ以上増やしても、得られる内容に大きな差は生まれません。

普段から意識している競合他社のサイト以外で競合サイトを選定する方法は、以下の2つが考えられます。

  • 方法① 自社のターゲットキーワードで検索結果から探す
  • 方法② 外部競合分析ツールを使う(SEMrush)

方法①自社のターゲットキーワードで検索結果から探す

一番シンプルで直観的な方法です。自社の提供サービスや商品名、またターゲットユーザー属性からサイト全体のターゲットキーワードを選定し、Google検索で検索してみることです。

たとえば弊社の場合、デジタルマーケティングに特化したコンサルティング会社ですので、各サービス名「SEOコンサルティング」「Web広告コンサルティング」「GA4活用支援」がターゲットキーワードになります。

これらのキーワードを検索してみて、上位表示されているサイトを、競合サイトリストに入れます。

方法②外部競合分析ツールを使う(SEMrush)

世の中には「SEO競合分析ツール」が多数存在します。

詳しくは後述しますが、ここでは弊社で導入しているSEMrushというツールで、どのように競合サイトを洗い出すのかを簡単にご紹介します。

SEMrushの操作画面
SEMrushの操作画面

自社サイトのドメインかトップページのURLを入力して、左のメニューから「オーガニック検索分析」というところをクリックします。

SEMrushのオーガニック検索分析
SEMrushのオーガニック検索分析

「主なオーガニック検索競合他社」と「競合検索順位マップ」というブロックの「詳細を表示」をクリックします。

SEMrushの競合検索順位マップ
SEMrushの競合検索順位マップ

競合検索順位マップの横軸はキーワードの数、縦軸はオーガニック検索トラフィックで構成されています。

右に位置すればするほどキーワードの数が多く、上に位置すればするほどオーガニック検索トラフィックが多いことを意味します。また、円の面積が大きければ大きいほど、キーワード数とトラフィック量が多く、サイトの規模を表しています。

このマップから、競合の中でもD社は、キーワード数もトラフィックも圧倒的に多く獲得しており、業界トップに位置することが分かります。

自社サイトと同規模の競合サイトはB社とC社で、比較しやすい対象になりますが、基本的に自社より優位性があるサイトを参考対象に入れるべきです。C社のキーワードの数は自社より少ないので、よほど強いキーワードを持っていなければ、競合リストに入れなくても大丈夫です。

SEMrushのオーガニック検索競合他社
SEMrushのオーガニック検索競合他社

オーガニック検索競合他社では、競争レベルを含めて、各競合サイトの詳細情報が記載されています。

競争レベルは以下のように定義されています。

各競合のキーワードの数、および両方の競合の共通のキーワードの数に基づいて計算されます。ウェブサイトに共通のキーワードが多数ある場合、これらは競合と考えられる場合があります。

これらの情報から競合サイトをリストアップするのであれば、自社サイトと同規模のBサイト、競合レベルが高いAサイト、共通しているキーワードが多くて業界トップのDサイトを選定すると良いと思います。

ステップ2. 競合サイトの流入キーワードを把握する

自社サイトの流入クエリを把握するためには、Google Search Consoleで一発でキーワードリストを入手できますが、競合サイトの同じようなデータが必要な場合は、分析ツールを使うことをオススメします。

競合サイトの流入キーワードリストを入手するために使われるツールとして、有名なのはSEMrushやahrefsなどがあります。ここでは弊社で導入しているSEMrushでご説明します(SEMrushについて詳しくは後述)。

SEMrushの操作画面
SEMrushの操作画面

  • ステップ① 画面のトップに調べたい競合サイトのトップページのURLを入力して検索。
  • ステップ② 左メニュー「オーガニック検索分析」をクリック。
  • ステップ③ 「検索順位」というタブを選択。
  • ステップ④ 「オーガニック検索」というタブを選択。

下の方にスクロールすると、「オーガニック検索順位」というセクションがあり、競合サイトが獲得している流入キーワードを一覧で確認できます。

このまま閲覧するだけでも、このサイトはどんなキーワードが多いかをイメージできますが、さらに深掘りして分析したい場合は、BIツールを使って可視化することをオススメします。(BIツールを使わない方はこのパートを飛ばしても問題ないです!)

その場合、キーワードリストをダウンロードして、TableauLooker StudioのようなBIツールに落とすと分析しやすくなります。

SEMrushのオーガニック検索順位
SEMrushのオーガニック検索順位

  • ステップ⑤ キーワードリストをエクスポート。
  • ステップ⑥ 必要に応じてExcelかCSVをダウンロード。

ここで、弊社で良く活用している分析用のテンプレートをご紹介します。

まずブランドの認知度の指標として指名系キーワードと、非指名系キーワードの割合を把握します。さらにそれぞれどれくらいの検索ボリュームとトラフィックを獲得しているのかを分析します。

流入キーワードの割合(プリンシプルデータ)
流入キーワードの割合(プリンシプルデータ)

ブランド判定というのは、弊社の場合「プリンシプル」か「principle」といったワードが含まれていると指名系キーワードで、それ以外は非指名系キーワードになります。(例:「SEO プリンシプル」であれば指名系キーワード、「SEO コンサル」であれば非指名系キーワード)

このグラフでわかることは、弊社サイトはほとんど非指名系キーワードで流入を獲得していることです。他の競合サイトでも同じように分析すると、指名系キーワードの数と割合で比較して、競合サイトのブランド認知度の優劣が分かります。

キーワードの合計トラフィックと検索ボリューム(プリンシプルデータ)
キーワードの合計トラフィックと検索ボリューム(プリンシプルデータ)

キーワードの数だけではなく、これらのキーワードで実際どれくらいの流入を獲得しているか、どれくらい検索ボリュームがあるのかを確認します。各サイトのこれらのデータを比較すると、サイトの規模、ブランド知名度、が分かります。


指名系キーワード詳細(プリンシプルデータ)


非指名系キーワード詳細(プリンシプルデータ)

指名系キーワードと非指名系キーワードの詳細情報(ユニークURL数、検索ボリューム、トラフィック、平均掲載順位)を可視化すると、各競合サイトの違いを分析しやすくなります。

ステップ3. 競合サイトの特徴をまとめる

競合サイトの特徴も調査し一覧化することで、自社サイトの業界でのポジションが見えやすくなります。

たとえば、競合サイトのグローバルナビゲーションから回遊して、「サイトの構造がどうなっているか」「どんなコンテンツを提供しているか」「とくにどんなターゲット向けに力を入れているか」といった情報を把握します。

最終的にはスプレッドシートにまとめることで、チームメンバーに共有して、戦略プランを立てる際に、良い判断材料となります。以下は弊社で活用されている特徴まとめシートです。


競合サイトの特徴まとめシート

項目には各競合サイトの「ジャンル」「サイト名」「URL」「サイトの特徴」「キーワードの特徴」「想定ターゲットユーザー」「メインコンテンツ」「自社サイトに活かせそうなところ」があります。

ステップ4. 流入キーワードとコンテンツタイプのマッピング

この手順で重要なのは「このクエリを獲得するには、どのようなコンテンツを作成すれば良いのか」という情報の整理です。具体的にはトラフィックが多いキーワードのランディングページを洗い出すことです。

下記のようなキーワードとランディングページ、トラフィックと検索順位が一覧できるようなものを用意しておくと分析しやすいです。


キーワードのランディングページ(プリンシプルデータ)

たとえば自社サイトで「looker studio」に関連するサービスを提供しているにもかかわらず、「looker studio」というキーワードがまだ未獲得で、これから狙っていく方針になった場合、競合サイトで「looker studio」でトラフィックと検索結果が上位獲得しているページを洗い出して、自社サイトと比較して足りないところを分析することが有効です。

弊社のデータで読み取れることとして、「looker studio」で流入を獲得しているランディングページが3つあり、3つともURLが/column/配下のブログページです。

そのなか、1つ目と2つ目のページはそれぞれトラフィック量が555で、平均掲載順位が7位と4位を獲得しているのに対して、3つ目はトラフィック量が0で平均掲載順が56位。

  • その差分はどこにあるのか?
  • プリンシプルはブログ記事で流入を獲得していますが、他の競合サイトもそうなのか?
  • サービスページやコンサルタントプロフィールページで獲得している競合サイトがあるのか?
  • これらの上位獲得しているページの共通点とは?
  • タイトルや見出しでどんなキーワードが使われているのか?

あくまで一例ですが、以上のような分析を行うことが可能になります。

ステップ5. 自社サイトと比較して戦略を立案

これまでの調査で、「競合サイトの流入キーワード」「上位ランディングページのコンテンツタイプ」「競合サイトそれぞれの強みと特徴」といった情報を入手できました。最後はこれらの情報をもとに、自社サイトで狙うべきキーワードを定めて、コンテンツ戦略を立案します。

自社サイトと競合サイトで、キーワードが被っているかどうかで4タイプに分けることができます。

  • ①競合が獲得しているが自社が取れていないキーワード
  • ②競合と自社の被っているキーワード
  • ③自社が獲得しているが他の競合が取れていないキーワード
  • ④競合も自社も未獲得のキーワード

対策キーワードの分類

対策の優先順位は一般に、①がもっとも高く②③④の順に低くなりますが、サイトの方針によって変わることもあります。

各分類での戦略の考え方をご説明します。

①競合が獲得しているが自社は取れていないキーワード

競合サイトで流入を獲得しているキーワードの中には、自社サイトでは見落としていたキーワードが該当します。

このタイプのキーワードは、自社サイトのターゲットユーザーが抱えている潜在的なニーズや興味関心を表している可能性が高いので、これらのキーワードを分析することで、自社サイトで取り扱うべき新しいテーマやコンテンツの方向性を見つけることができます。

②競合と自社の被っているキーワード

競合サイトと類似した商材を扱う場合、どうしても流入キーワードが重複してしまうことがあります。

しかし、「被り」は必ずしも悪いことではありません。競合サイトが検索上位を獲得している場合は、タイトルや見出し、コンテンツ構成に注目しましょう。

競合サイトのキーワード戦略を分析するだけでなく、自社サイトの不足している情報や関連キーワードがないか確認し、 抜け漏れキーワードやコンテンツを発見することで、自サイトコンテンツの拡充やSEO対策の強化に繋げることができます。

③自社が獲得しているが他の競合が取れていないキーワード

このタイプのキーワードに関しては、自社サイトがすでに優位性を持っており、上位表示とトラフィックを獲得している状態です。

このような優位性を維持するためには、常に最新情報を把握し、競合サイトがどのような対策を行っているのかを定期的にモニタリングすることが大切です。

競合に抜かれそうな場合は、SEO強化対策やリライトを行います。

④競合も自社も未獲得のキーワード

競合サイトも自社サイトも未対策で、検索ボリュームが大きいキーワードを発見できたら、大きなチャンスになります。

このようなキーワードは、まだ世の中に知られていない潜在的なニーズを表している可能性があり、 これらのキーワードを自社サイトで獲得できれば、競合サイトが獲得できていない新たな顧客層へアプローチできます。

以上が、弊社で実施している競合サイト分析の流れです。これらのステップにより、SEO競合分析の目的である「自社の強みと弱みやユーザーのニーズを知り、自社に最適な戦略に役立てる」を実現しています。

SEO戦略を立案するときのポイント

SEO戦略とは、検索エンジン上位表示を獲得し、自社サイトへのアクセスを増やすための施策です。しかし、単にキーワード選定やコンテンツ制作を行うだけでは不十分です。

本章ではSEO戦略立案の際に注意すべき4つのポイントを解説します。

  • ターゲットユーザーを理解する
  • サイトユーザーのペルソナを設定する
  • カスタマージャーニーマップを作成する
  • 競合サイトとの差別化を意識する

これらの要素を踏まえることで、より効果的で持続可能なSEO戦略を立案することが可能になります。

ターゲットユーザーを理解する

ターゲットユーザーのニーズや課題を理解することで、心に響くコンテンツを制作できます。

ユーザーが情報収集や購入検討の際に、どんなキーワードで検索するか、自社サイトを訪問したユーザーが満足できるコンテンツを提供できているかを意識します。

具体的にターゲットユーザーの検索意図を調べる方法は以下の記事で紹介しておりますのでご参照ください。
今さら聞けない!?コンテンツSEOの具体的な手順を分かりやすく解説!

サイトユーザーのペルソナを設定する

ターゲットユーザーの背景や考え方、行動パターンをより深く理解するために、ペルソナ設定をします。

その際、単に属性や行動を羅列するのではなく、具体的な人物像として設定することがポイントです。BtoCサイトであれば、ターゲットユーザーの性別、年齢、職業だけでなく、家族構成、趣味、価値観などを設定することで、よりリアルな人物像になります。

リソースがあれば、実際にターゲットユーザーにアンケート調査やインタビュー調査を行うことで、顧客の「生の声」に基づいて、ペルソナの設計を修正できます。

ターゲットユーザーのペルソナに寄り添って、共感が生まれるようなコンテンツを提供することによって、リピート客を集めることが可能になります。

カスタマージャーニーマップを作成する

カスタマージャーニーマップは、顧客が購入に至るまでの過程を可視化したフレームワークです。顧客が各フェーズでどのような情報を求めているのかを把握することで、顧客ニーズに合致したコンテンツを制作することが目的です。

一例として、弊社の「SEOコンサルティング」サービスにおけるカスタマージャーニーを作成すると以下のようになりました。


SEOコンサルティングのカスタマージャーニー(安倍作成)

ここでは、サービスが受注されるまで、ユーザーの行動は「情報収集」「改善方法を検討」「外注化を検討」「外注先を比較検討」「外注先を決定」といった5つのフェーズに分けています。

さらに各フェーズのユーザーの課題は何なのか、どのようなキーワードで検索するのか、自社サイトでどのようなコンテンツや情報を提供すれば解決されるのかを整理します。

既存のコンテンツを各フェーズに割り当てて、いま足りていないところに注力するなど、戦略を立てることが可能になります。ちなみに本記事をカスタマージャーニーマップに当てはめると、「改善方法を検討」のフェーズに該当します。

競合サイトとの差別化を意識する

自社サイトより上位表示されている競合サイトに勝つためには、単にキーワードやコンテンツを真似するだけでは足りません。Googleが重要視しているE-E-A-T観点の存在もあり、競合サイトにはない、自社サイトだけの独自性(体験や経験など)を打ち出すことが重要です。

独自性とはつまり、自社から提供できる一次情報です。たとえば直接体験して得た情報、自分なりの考察や見解、制作した画像・図解・動画、アンケート調査などがあります。

SEO競合サイト分析ツール

本章ではSEO業界で良く活用されている分析ツールを、無料/有料別にご紹介します。予算や目的に合わせて検討してください。

ツール名 無料/有料 分析できる項目
SEOチェキ! 無料 ・検索順位
・コンテンツの内容
・発リンク
Lynx 無料 ・検索順位
・キーワードの自然検索流入状況
・被リンク
META SEO inspector 無料 ・コンテンツの内容
・発リンク
SEMrush 有料 ・検索順位
・キーワードの自然検索流入状況
・コンテンツの内容
・被リンク
ahrefs 有料 ・検索エンジンにおける順位
・キーワードの自然検索流入状況
・コンテンツの内容
・被リンク
similarweb 有料 ・検索エンジンにおける順位
・ターゲットキーワードの自然検索流入状況
・被リンク

 

無料のSEO分析ツール

無料SEO分析ツールは以下の3つをご紹介します。

  • SEOチェキ!
  • Lynx
  • META SEO inspector(拡張機能)

SEOチェキ!(無料)

ツール SEOチェキ!
料金 無料
主な機能 title・meta
description・h1タグ
GoogleとYahoo!の検索順位
キーワード出現頻度
最終更新日時・ファイルサイズ・読込時間
外部リンク・内部リンクの情報
ドメイン所有者の情報
利用ホスト
ドメインの登録年月日
提供元 ロプロス(ropross.net)
日本語版 あり

 

■検索順位チェック機能

SEOチェキ!の検索順位チェック機能

検索順位を調べる機能として、調べたい競合サイトのページURLを貼って、チェックしたいターゲットキーワードを2つまで入れると、GoogleとYahoo!でそれぞれの自然検索順位が出てきます。

使い方がとてもシンプルで、レポートも簡易的なので、特定のページの特定のキーワードの順位をすぐに知りたい場合に使える機能です。

■キーワード出現頻度機能

SEOチェキ!のキーワード出現頻度機能

ページのURLを入れると、ページ内で使用頻度が高いワードを一覧で確認できる機能です。新規コンテンツを作成する際に、競合サイトのコンテンツ内容の調査に使用できそうです。

Lynx(無料)

ツール Lynx(リンクス)
料金 無料
主な機能 被リンク概要
最近の被リンク
低品質な被リンク
アンカーテキストを抽出
検索順位分析
競合サイト分析
キーワード分析
ページ読込速度分析
提供元 リンクス・アンド・カンパニー・ジャパン合同会社
日本語版 あり

 

■被リンク機能

Lynxの被リンク機能

競合サイトのトップページのURLを入れると、他のサイトからの被リンクを一覧化して確認できます。

信頼度が高いサイトからの被リンクを多く獲得していれば、検索ランキングで上位表示される可能性が高くなりますので、被リンクもSEOのチェックポイントになります。その信頼度というのは、Googleが使用している評価基準EEATのT(Trustー信頼性)に該当します。

Lynxでは「ドメインオーソリティ(DA)」と「ページオーソリティ(PA)」といった指標で、サイト信頼度を評価しています。

■検索順位分析機能

Lynxの検索順位分析機能

Lynxの検索順位分析機能の画面はほとんどGoogle検索結果画面のままですが、タイトル、ディスクリプション、URLのみが表示されて、広告枠や画像がのぞかれているので自然検索のランキング状況のみを確認したい場合使用できます。

また、「ドメインオーソリティ(DA)」と「ページオーソリティ(PA)」といった指標が各サイトについてありますので、サイトの評価も同時に確認できます。

META SEO inspector(拡張機能)

ツール META SEO inspector
料金 無料
主な機能 title・meta description・h1タグ
見出し
canonicalタグ
内部・外部リンク
アンカーテキスト
画像alt属性
構造化データ
提供元 chromeウェブストア
日本語版 あり

 

META SEO inspectorの画面

META SEO inspectorはchromeの拡張機能なので、インストールしておくとインターネット回遊中に気になるページを閲覧中にワンクリックでSEOに関する情報をすぐに確認できます。

■見出し確認

META SEO inspectorの見出し確認画面

下の方にスクロールすると、「HEADERS」というセッションがあり、このセッションではこのページの見出し(ヘッダー)を一覧で確認できます。

とくに大見出し(h1)は検索エンジンのクローラーがページ内コンテンツを認識する際に重要な要素なので、競合サイトはどんなキーワードを使用しているかを確認することが大切です。

有料のSEO分析ツール

有料SEO分析ツールは以下の3つをご紹介します。

  • SEMrush
  • ahrefs
  • similarweb

SEMrush

ツール SEMrush(セムラッシュ)
料金 月額$129.95~$499.95(2024年5月時点)
主な機能 SEOのターゲットキーワードを発見
想定トラフィック
流入キーワードの比較
キーワードの検索ボリューム
キーワードの検索順位
順位変動トラッキング
競合他社とのドメインを比較
バックリンク診断
→競合調査全般向き
提供元 SEMrush Inc.

日本代理店:株式会社オロ

日本語版 あり

 

ahrefs

ツール ahrefs(エイチレフス)
料金 月額:¥12,500~¥125,000(2024年5月時点)
主な機能 流入キーワード
キーワード順位
キーワード上位表示難易度
キーワードの親トピック
サジェストキーワード
検索ボリューム
クリック率
バックリンク
→バックリンク分析に特化
提供元 Ahrefs Pte.Ltd
日本語版 あり

 

similarweb

ツール similarweb(シミラーウェブ)
料金 月額:$208~(2024年5月時点)
主な機能 流入キーワード
キーワード順位
キーワードのトラフィック
リファラルトラフィック
ユーザーの流入チャンネル
訪問ユーザーの属性
競合・類似サイトの抽出
直帰率
滞在時間
→類似サイトの抽出に特化
提供元 SimilarWeb Japan株式会社
日本語版 あり

 

ツールを使わず検索結果を観察する

検索結果画面を確認することが競合調査の基本であり、ツールを使っても使わなくても必ず行う作業になります。

その際に検索結果画面で確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 上位表示されているサイトの種類
  • 上位表示ページのコンテンツ
  • 上位表示ページのタイトルとディスクリプション
  • 検索結果画面の要素

上位表示されているサイトの種類

上位表示されているサイトの種類を確認することで、自社サイトで本当に対策すべきキーワードなのか、勝ち目がどれくらいあるのかを確認できます。

たとえば、自社のコーポレートサイトを運営している場合、対策しようと思ったキーワードでの検索結果のランキング上位には、ECサイトやポータルサイト(楽天、Amazonなど)が多く表示されていたら、そのキーワード選定が適切ではない可能性があります。

その一方、上位ページにリストアップしている競合サイトが多く表示されていれば、自社サイトで対策すると上位表示される確率が高くなります。

上位表示ページのコンテンツ

上位表示ページのコンテンツを把握することで、自社ページ作成のガイドとなります。

具体的には、以下の点に注目します。

  • 見出し:ユーザーの興味を引くような魅力的な見出しになっているか?
  • 構成:論理的な構成で、情報が分かりやすく整理されているか?
  • 内容:検索ユーザーのニーズに合致する情報が充実しているか?
  • その他:画像や動画などのコンテンツを活用しているか?

上位表示ページのタイトルとディスクリプション

タイトルとディスクリプションは、検索結果画面でユーザーを自社サイトへ誘導する重要な要素です。

具体的には、以下の点に注目します。

  • 共通点:どのようなキーワードが必ず含まれているのか?
  • 特徴:最適な文字数は?魅力的な表現は?
  • 独自性:各サイトがどのように差別化しているのか?ユーザーの興味を引くような表現は?

しかし、単純に真似をするのは効果が出にくいです。 独自性のないタイトルでは、ユーザーの目に留まらず、クリックしてもらえない可能性があります。

検索結果画面の要素

Googleは、検索ユーザーのニーズに答えるように常にアルゴリズムを最適化しています。そのため、クエリに応じて検索結果画面で表示形式を調整しています。

たとえば、「編み込み やり方」というクエリで検索すると、単にウェブページがランキング順に並べられているだけではなく、画像やYouTube動画が多く表示されています。

「編み込みのやり方を知りたければ、テキストでの解説より画像や動画のほうが伝わりやすく、ユーザーのニーズを満たせる」と、Googleのランキングシステムが判断したため、これらのコンテンツを提供しているサイトが表示されています。

自社サイトでも対策する場合、テキスト以外の要素も注目しましょう。

「編み込み やり方」の検索結果画面

まとめ:SEO競合分析で自社サイトを強化できる!

SEO競合分析は、自社サイトの現状を客観的に把握し、強化ポイントを明確にするための工程です。

競合サイトのキーワードやコンテンツの特徴を分析することで、自社の強みと弱みを明確化し、ユーザーのニーズに合った戦略を立てることが可能です。

競合の成功事例を取り入れつつ、独自の価値を提供することで、検索エンジン上位表示を目指しましょう。

お気軽にご質問、ご相談ください

胡 必馨(コ ヒツケイ)

SEOコンサルタント。海外の大学院卒業後プリンシプルに入社。現在はコンテンツ領域を中心としたSEOコンサル支援を行う。

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