Principle interview Idom

業種:中古車の買取・販売業

URL:https://221616.com

課題

1. 社内で共通基準の数字を認識させること。2. リニューアルで拡大したサイトをインハウスで改善させる難しさ。

施策

  • Tableau導入支援
  • SEO施策

結果

  • Tableau導入→全体で効率性が130%改善
  • SEO施策→目標達成率は1.4倍。前年比の売上が大きく改善

大規模サイトをTableau導入とSEO施策で基礎固め

株式会社IDOM Technology リーダー 菱沼 大様、事業推進チーム 村田 創様、プリンシプルCOO 中村 研太

◆Tableauダッシュボード導入


――中村:Tableau導入の経緯をおしえてください。

菱沼:Tableauは4年前に導入しました。経緯は大きく2つあり、1つ目は個々によりデータの理解が異なっていたのを全社で統一しようとするためと、2つ目はある程度一人ひとりがデータをとれるようにすることが目的でした。

――プリンシプルを検討しようと思ったきっかけは何でしょうか。

菱沼:弊社では、デジタル系のトラッキング情報や店頭の成約状況、人事系の情報もTableauで扱っています。
マーケティングでは、オウンドメディア、広告、コールセンターでのそれぞれ厳密なKPI管理がある一方、それぞれ見ている数字に若干ズレがありました。同じ基準でどこにボトルネックがあるのか、歩留まりを解消させるための基準を統一させよういうのがきっかけでした。最もとりにくいコストデータとそれらを統合させどう見せるかという部分でプリンシプルに依頼しました。

――プリンシプルを知ったきっかけは何でしたか。

菱沼:副社長の木田さんとセミナーでお話をした際、GA、BigQuery、Tableauすべての知見が豊富だったこと、また歩留まりの構造やどういう基準でものを見るべきかという知見があったので指名させていただきました。プロジェクトを社内にディレクションするにあたり、プリンシプルなら多少手伝ってもらえそうな期待感もありました。

――Tableauのベンターはシステム会社が多い中、プリンシプルはマーケティングを主軸にTableauを扱っているため、システム会社にありがちな最初の要件定義と異なると別途費用がかかってしまうといったこともなく、アジャイルで使いやすいベンターと評価いただくことがあります。
導入後Tableauダッシュボードの活用状況はいかがでしょうか。


菱沼:課題が明確になった点と営業マンの稼働具合に合わせ広告の運用をTableauで数字を見ながらクイックに操作できるようになりました。

また、ビジネスの販売がフロー型からストック型に変わってきまして、
売上があがるまでの期間を確認できるようになり、会社全体でマーケティング施策の判断の役に立っています。
現在インハウスでTableauダッシュボードを様々な部署みていますが、データの出処とか正確性や妥当性を当事者として認識できるようになったのが大きな効果の一つです。

――ダッシュボード自体は売り上げを押し上げるものではありませんが、可視化できたことで売り上げアップに貢献できたことはありますでしょうか。

菱沼:定性的な面ですと、〇Xがはっきりつくようになり、ROI改善のアクションに向けた一歩目の認識が関係者間で合うようになりました。
定量的な面では、全体で効率性が130%改善されました。

導入当初は、現場でのTableauの浸透に時間がかかりましたが、経営管理側では、数字の疑義が減って良かったと評価高く、またIT部門では、社内からの数字の出処についての問い合わせが圧倒的に減り業務が効率化されたと思います。

――プリンシプルへの評価をおしえてください。

菱沼:経営レベルの目線でプロジェクトをリードいただき助かりました。
一般的にTableauはSIベンダーが提供することが多いですが、Googleアナリティクス(以下、GA)は詳しくないケースが多いので、GAとTableauともに知見あるプリンシプルから最適な組み合わせを提供していただきました。

解析面で、原因の特定と次を考える際、扱うデータ量が圧倒的に増えたことにより、
例えばRのクラスタ分析をかませて誰でもできるようにするのが次の課題かなと考えています。このように社内で大まかな案がかたまってきているので、具体的な実施の部分でもプリンシプルに活躍いただけたらと期待しています。

◆SEO施策


――中村:それでは、SEOの施策について、ご担当された村田さんにお伺いします。SEOでも弊社を指名いただいた理由をおしえてください。

村田:広告、SEO、解析施策を行っていましたが、サイトリニューアル後、前ベンダーとコンテンツマーケティングをした際バリューが出なかったため、一旦インハウスでやろうということでベンダーから引き継ぎました。ただ、弊社のサイトが大規模で、膨大なサイトマップになってきたため、プリンシプルに相談させていただきました。

Googleアナリティクスの専門家で有名な山田良太さんが在籍している企業ということで認識していましたし、同僚も御社は信用できると高く評価していたので、依頼しようと決めました。

また、実際にご提案をいただいた際、「テクニカルな部分を中心に、まずは基礎をしっかりやりましょう」と言ってくださった点が他社と違い印象的でした。

――コンサルティングは実際いかがでしたか。

村田:初めての取引だったこともあり、プリンシプルがどの程度知見があるのかわからなかったのと、成果シミュレーションが強気で、本当にこんなに伸ばせるのかとやや不安でした。しかしながら、実際に達成できてしまったので、驚きと納得感がありました。目標達成率は1.4倍で前年比で売り上げが大きく改善しました。思いのほか早く達成した点も満足しています。

レポーティングは6か月間で3勝3敗でしたが、回を重ねるごとに深みが出て、「ここまでやるのですか」というコンサルティング内容でした。
判断するのは弊社ですが、判断にあたっての確かなものをお持ちいただいた点で大変助かりました。

当社のビジネスを深く理解してくださっていて、また、サイト構造を何度もやり直してくださり、改善成果がみえ、基礎工事をしっかりとしてくださいました。今後は、コンテンツをのせやすくなっていくと思います。

いつどんなボールがきてもプリンシプルとであれば、基本ができたので、一緒に取り組んでいけると思っています。

――エンジニア工数を気にして、施策アクションを実行しないクライアントもある中、IDOM様はとことん対応してくださった点が、御社の強みだと実感しています。

村田:To DoはMust Doだと思っていますので(笑)。

担当の外山さんは、毎回施策をクイックに多く出してくださり、ガイドを順序だててひいてくださるので助かっています。

――コンサルタントの評価をおしえてください。

村田:とことん掘り下げ分析くださり感謝しています。他社でもこのレベルでコンサルティングされているのかききたいぐらいです。
弊社は大規模サイトにもかかわらず、要点をおさえて提案してくださるので、とても安心してお任せしています。現場ではGAのデータをみてから、御社の提案をきくようになりました。今後は、SEOだけでなくWEBマーケティングとしてお付き合いしていけたらと考えています。

中村:他社に対しても同じスタンスで対応していまして、細かく地道に課題をつぶすしていくのが弊社の強みの一つです。

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