ACHIEVEMENT 実績・事例

株式会社うるる
業 種 | 官公庁・自治体から公示される年間100万件以上の入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」を提供。公共入札に積極的に参加している企業、参加しているが課題を持っている企業向け。サービス開始10年になり、現在利用企業数は約2900社。近年展示会に出展し、普段ネットをビジネスに活用していない、公共入札サービス自体知らない層へもアプローチ中。 |
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U R L | https://www.uluru.biz/ |
課題 |
SEO業者数社に依頼してきた中、数字が不安定で一貫性なく、課題設定が不明確だった。 |
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施策 |
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結果 |
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1年間でオーガニックセッション数が 1.6倍、CV 130% 改善

左からプリンシプルCOO中村研太、株式会社うるる NJSS事業部 マーケティング課 金原 吉浩、池野 愛望、桒田 洋平(敬称略)
――中村:弊社サービス導入前の課題は何でしたか。
金原:SEO業者数社に依頼してきましたが、数字が不安定で一貫性なく、課題設定が不明確でした。
2016年頃知人の紹介を受けプリンシプルを知りました。その後プリンシプルのセミナーに伺い、また、副社長木田さんの著書「できる逆引き Googleアナリティクス」を読んで参考になり、良い企業だと感じていました。
――中村:プリンシプルを選んだ決め手は何でしたか。
金原:3社に提案していただきましたが、ページの種別を明確にし、分析し、対処すべき箇所をこの順序で実施しましょうというプリンシプルの提案の進め方が、自分の経験の中の理想ともっとも近かったため、プリンシプルに決めました。
中村:弊社は、行き当たりばったりの施策ではなく、ストーリー性を持たせ提案できたということでしょうね。
――中村:成果はいかがでしたか。
金原:
「まずはやれていないところ、確実にやればあがるところをやりましょう」という提案が良かったです。やり方の妥当性に納得しましたし、結果数字に反映され安定させることができました。
弊社の場合、ログイン前後で共有画面が変わり、ユーザー獲得の目的で構造上変えられなかったり、表示する要素がなかったりなど条件が限られ無理難題が多かったと思います。しかしながら、サイトの見た目に影響なく、弊社エンジニアにとって工数インパクト少なくできるものから優先順位をつけていただけたという、柔軟な提案が良かったです。

中村:SEOは流派があるわけではなく、ベスト施策という定義もない、またクローラビリティやマーケティング観点など多角的な視点が必要ですので、社内でもSEOコンサルタント同士、様々な意見を出し合い、施策案を練りあっています。包み隠さず、コストや現状難しい点も含めたアイディアをクライアントにお伝えすることで、プロジェクトがいい方向に向かうと信じています。
さらに、弊社では、クライアントとのwin-winを大事にしており、クライアントのwinにならないことを依頼されたからやるということはしません。うるる様も納得いただいた上で導入いただいており、いい関係が築けていると感じています。
――中村:担当コンサルタントはいかがでしょうか。
金原:人柄の面で非常にやりやすいです。営業っぽく気を使うことなく、会話しやすいですし、リクエストしやすいですね。
施策については、遠慮なく言っていただけ、工数かかるというものに対しては、弊社の要望に合わせ、柔軟に対応いただいています。
入札の仕組みから説明をする必要もなく、裏の事情も理解した上で提案くださり助かっています。また、偶然ですが、担当コンサルタントである外山さんが元国家公務員だったため、NJSSのサービスの領域である「入札制度」に対する理解が深いこともとても助かっています(笑)。
――中村:うるる様社内での評価はいかがでしょうか。
金原:今年度はある数字を超えて安定しているので、社内でも評価を得ています。
――中村:もっとも満足していることは何でしょうか。
桒田:分析能力の高さに満足しています。正確な分析にのっとって、ここが課題だと指摘してもらい、効果が出る施策を提案いただき実装した結果、きちんと結果につながり数字が上がりました。
金原:社内のリソースが少ない中、施策をリスト化したり、目的を明確に記載いただくなどエンジニアが着手しやすいよう手をかけていただいたことで、私共の負担が少なく実装できています。
池野:「おもてなし」を感じます。私自身が、SEO勉強中で初歩的な質問をしても詳しくおしえてくださり、コンソールの使い方や、実装指示書をわかりやすく作っていただいていて大変感謝しています。

――中村:今後期待することがあればおしえてください。
金原:
新たにサイトをつくり変えるフェーズが来ます。長期的にビジネスを継続するために、我々の資産である情報の価値を最も効果的に提供するために、次のフェーズについてプリンシプルの知見をお借りし、一緒に考えていけたらと思っています。
中村:UX、UIだけでなく、上のレイヤーでお力になれるのではと思います。うるる様はデータをたくさん持っていらっしゃるので、活用した上で一緒にサービス設計をできるかもしれませんね。