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【2019年春更新】ECサイトで頻出!商品リストページの”ページネーションタグ”

【更新】
2019年3月21日、Googleの公式Twitterにより、Googlebotはnext、prevタグのサポートを終了していることが公表されました。
かつ、その後のGoogleのJohn Muellerの情報で、数年前から終了されていたものの告知されていなかったことが明らかになっています。Googleの技術チームと対外的のコミュニケーションを取るチームの情報連携不足に起因するようです。
https://twitter.com/googlewmc/status/1108726443251519489


本記事は、ECサイトやメディアサイトでSEO上取り上げられることの多い、リストページに対するページネーション(link rel=”prev”, “next”)タグ及びcanonicalタグについて、年末に行われたGoogle Webmaster Office Hoursの質問を抜粋して簡単にご紹介したいと思います。

ページネーションタグとは?

ページネーションタグとは、簡単に言うとページ同士の前後関係(該当ページの「前のページ」と「次のページ」)を、タグで検索エンジンに伝えるために実装されるものです。
例えばECサイトでは1つのカテゴリに属する商品が多い場合、商品を複数ページにわたって掲載するケースが多く見られます。ワインを1000種類取り扱っていた場合、多くの場合1ページで全ての商品を表示せずに、数ページにわたって商品を掲載していますよね。

160205_img01

このように複数に分割されているページに対して、link rel=”next”、rel=”prev”を設定することにより、それらがひと続きのコンテンツであることを検索エンジンに伝えます。
ページネーションについては、Webmaster Central Blogでも何度か取り上げられ、数々のブログでも言及されてきたSEO上も重要なトピックスの1つです。
鈴木謙一さんのブログでも詳細に説明されています。
ページネーションにおけるrel=“canonical”タグの正しい使い方 at SMX West 2011
https://www.suzukikenichi.com/blog/correct-way-to-use-rel-canonical-for-pagenation/
Google、ページネーション問題を解決するrel=“next”タグとrel=“prev”タグをサポート開始
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-supports-rel-next-and-rel-prev/

ページネーションタグとcanonicalタグの関係とは?

2015年の年末に行われたJapanese Year-end Webmaster Office Hoursの質問コーナーでも、ページネーション及びcanonicalタグについての質問が取り上げられていました。

質問

ECサイトを運営しているのですが、リストの2ページ目以降にもcanonicalの設定は必要でしょうか?
例えば
・リストの1ページ目だけにcanonicalを記載
・リストの全ページにlink rel=”next”、rel=”prev”を設定
という条件の場合、link rel=”next”、rel=”prev”の指定があることで1ページ目のcanonical条件に沿って、2ページ目以降のcanonicalを補完してくれることはないのでしょうか?

つまりページネーションタグの使用により、ひと続きのコンテンツであることを検索エンジンに伝えているので、1ページに対して設定したcanonicalの条件が他の分割されたページに対しても同様に適用されることはないのか?という内容でした。
この質問に対してSatoshi Nagayamaさんは下記のように回答しています。

回答

そもそもリストの1ページ目に対してcanonicalを設定する方法を推奨していません。
リストページに対してcanonicalを利用するのであれば、リストのすべてのアイテムが見られるページを作って、そのページに対してcanonicalで正規化を行うべきです。
ECサイトのセットアップに関して、どのようなクロールインデキシングのディレクティブを利用するべきかについては、マイリーがWebmaster Central Blog上に記事を書いているので確認してください。

ページネーションと併用してrel=”canonical”を使用する場合は、すべての商品が掲載されるページを作成し、そのページに対してrel=”cannonical”で正規化を行うべきという回答でした。
商品リストページはひと続きのコンテンツが分割されて表示されているため、表示内容は似通っていても同一のページは存在しないはずです(ケースによっては同一のページが存在する場合もあります)。

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しかし、上記のようにすべての商品を掲載するページが用意されている場合は、分割された各ページはその一部分であるはずなのでcanonicalタグで正規化を行えます。

商品リストページの課題はページネーションだけではない?!

Office Hoursを見た方はご存知の通り、この質問には続きがあります。
実際に質問者の方が運営されているECサイトに、
・リストの1ページ目だけにcanonicalを記載
・リストの全ページにlink rel=”next”、rel=”prev”を設定
上記のように実装したところ、titleタグの重複がGoogle Search Consoleに大量に検出されたそうです。
回答については、Japanese Year-end Webmaster Office Hoursの28:50~で解説されているので、ぜひご覧ください。

正しいSEO、分かっていても難しい…そんな時は

商品リストのページ重複はそれ自体が問題となることはもちろん、ほかにもtitleタグの重複などマイナスの影響をもたらす恐れがあるため、慎重な構造設計が必要となります。
商品リストページのページネーション使用については、一覧ページを作成するのは現実的か? 2ページ目以降をnoindexにするか? 絞り込み時や並び替え時の重複はどうするか?など、ECサイトの仕様や現在の実装状況によって対応はさまざまです。
自サイトに最適な実装方法が不明なEC運営担当者の方は、ぜひプリンシプルのSEOコンサルタントにご相談ください。

ご意見・ご相談、料金のお見積もりなど、お気軽にお問合わせください

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