東洋経済新報社

デジタルマーケティング研修を毎年実施
基礎全般の知識定着と業務に直結した実践力アップ

インタビュー受け手
東洋経済新報社　執行役員デジタルメディア局長　井川寛様

インタビュー聞き手
プリンシプル　研修事業部　教育コンサルタント　河合聡子
デジタルマーケティング運営事務局　椎木あずさ

デジタルマーケティングの幅広い分野で基礎を学ぶ

―河合：今年度もプリンシプルのデジタルマーケティング研修を実施させていただき、ありがとうございました。まずは弊社の研修を選んでいただいた背景をお聞かせいただけますか？

井川様：プリンシプルで新しくデジタルマーケティング研修を始められた時に声をかけていただいて、ショート版でやっていただいたのをきっかけに毎年お願いする形になりました。

もともとは他社のデジタルマーケティング研修を行っていたのですが、自社コンテンツを販売する側、いわゆる媒体主の観点からのマーケティングではありませんでした。御社のプログラムは、まさにサービスを提供する側でのマーケティング、分析が含まれており、さらにデジタルマーケティングの幅広い分野での基礎的なことが網羅されていて、弊社がやりたいと思っていた内容だったということでお願いしました。

もちろん御社とは付き合いも長く、木田さんの知見を借りられる、SEO講師の外山さんの高い知識も知っていたというのもあります。

自社データを使ってより実践的に学ぶ

―河合：受講対象者はどのように選ばれていらっしゃいますか？また御社のサイトデータを活用した集合研修をカスタマイズさせていただいておりますが、研修全般について感想などございますか？

井川様：デジタルマーケティング研修は、各部署の新卒採用者、中途採用者、2〜3年の経験者の中でさらに力をつけて欲しい者に受けてもらっています。

受講者の中には、御社の研修と以前お願いしていた他社の研修、その両方を受けた者もいるのですが、以前のものと比べ、非常に実務的で業務に活かしやすいという感想をもらっています。

また新卒の社員達にとっては、デジタルマーケティングという領域は、座学を受けてもなかなかわからないというのがあるかと思うのですが、実際のデータを扱っての研修なので、日頃の仕事と直結していてわかりやすかったのではないかと思います。

御社の研修は、新卒者にとっても経験者にとっても、基本を全般的にやってもらえることと、実践的というところがとても良いですね。

強みと弱みを知り、さらなるステップアップへ

―椎木：受講生のみなさんはとてもモチベーションが高く、早めに課題も完了され、事後アセスメントテストも大変高い結果となりました。何か御社の方で取り組まれていたことや、人材育成法などがおありなのでしょうか？

井川様：真面目によくがんばる社員達たちばかりです。研修期間中は、管理者として学習管理システムで進捗状況はきちんとチェックしておりましたし、「見ていますよ」というメッセージを社員達に送っていました。

社員教育としては、新入社員研修、デジタル中途採用者向けの研修、その後に御社のデジタルマーケティング研修という流れを組んでいます。

社歴の浅いメンバーに知識をつけてもらうのが目的でもある研修ですが、各部署の上長と人材開発部とはアセスメントテストの結果を共有し、次につなげてもらっています。上長が各メンバーの強みと弱みを理解した上で、より具体的に苦手分野の強化策などを各メンバーに提案する、そのような形で御社のレポートを活用しております。

ー河合：最後に、今後のプリンシプルに期待されること、ご要望等ございましたら、教えてください。

井川様：できれば今の研修とは別に、デジタルマーケティングの各分野の深掘りした内容のもの、さらに実務的な研修があれば、ありがたいですね。

また今年の集合研修はオンラインでの実施でしたが、弊社に講師の方に来てもらって集合研修をやってもらえると刺激があっていいかと思っています。来年もまたよろしくお願いします。

椎木：ありがとうございます。リアルでも実施して受講生とコミュニケーションを深めることができれば、さらなる学習効果アップにつながりそうです。

河合：次年度に向け、御社のご要望にお答えできるよう、しっかり準備していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました！

＜運営事務局より＞
・東洋経済新報社様の集合研修では、日頃よりサイトのデータ分析をさせていただいているコンサルタントが集合研修の担当講師も務め、通常版の内容をカスタマイズさせていただいております。