Googleアナリティクス


2016.5.6

【合コン上手】は分析も上手?合コンから考える、GoogleアナリティクスでのKPIの決め方

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こんにちは、連(むらじ)です。

Web解析アナリストをしているとよく「どういうKPIを設定すればいいの?」というご相談をいただく事があります。また知人に「Web解析とは何ぞや」という話をする際、多くの人からは「何だかすごく難しそう…」という反応が返ってきます。

しかし、私たちWeb解析アナリストがお客様のサイトのKPIを決める際に考えている事は、プライベートで皆さんが何かを成し遂げるために決める目標とほぼ変わりはありません。このKPIの決め方をマスターできれば、Web解析だけでなく、仕事やプライベートのありとあらゆる場面で意思決定がしやすくなります。

今回は、合コンというシチュエーションを例に使って、GoogleアナリティクスでのKPIの決め方を解説します。

KGIとKPIの違い

KPIと似た言葉に

KGI

という言葉があります。

KGI=Key Goal Indicator(目的が達成されたかどうかを定量的に示す指標)
KPI=Key Performance Indicator(目標達成する過程の中で特に重要な行動がされたかどうかを定量的に示す指標)

それぞれ上記の通り定義されているのですが、少し分かりづらいので実際のビジネスに置き換えてみると

KGI=1年で売上を1億円にする
KPI=1年で(単価1000万円・成約率40%の商品の資料を)25件請求させる

さらに合コンに置き換えてみると

KGI=1年以内に彼女(彼氏)を1人つくる
KPI=1年で10回合コンに参加する

というようなKGI、KPIを設定する事ができます。

ここで重要なのは、第一に

KPIを決めるには、まずKGIを決めなければならない

という事です。
KGIが「彼女(彼氏)を1人つくる」なのか「友達を30人つくる」なのかの違いで、設定するKPIが異なるためです。

また、KGIにもKPIにも当てはまる事ですが、”定量的に示す指標”という通り

達成期間、達成指標を数値で決める

事も重要になります。これらを数値で決めなければ、目的を達成するために何ができていて何ができていないのか判断できず、評価が曖昧になってしまうからです。

KPIになりえる指標を考えてみよう

先ほど「KPI=1年で10回合コンに参加する」と定義しましたが、合コンに参加しただけでは彼氏(彼女)は出来ません。Googleアナリティクスの目標設定タイプに沿って、合コンでKPIになりえそうな指標を挙げてみましょう。

目標タイプ:ページビュー数/スクリーンビュー数

01

「1回の合コンで狙った異性と10回話す」というKPIがこの目標タイプに近いでしょう。ユーザーが自社商品の紹介ページを訪問すればするほど資料請求される機会が増えるように、合コンで狙った異性と話す回数が増えれば増えるほど、相手との接点が生まれます。

狙った異性でなくても好印象を持ってもらえれば、意中の異性との仲を取り持ってくれる(アシストコンバージョン)可能性が高くなるため、狙った異性以外との会話回数をこのKPIとしてもいいと思います。

目標タイプ:滞在時間

02

話す回数だけでなく、その内容の評価も大切です。「異性との会話時間」というKPIがこの目標タイプになります。ターゲットユーザーが興味を惹かれたページを時間をかけて読むように、狙った異性と話す時間が長ければ長いほど印象に残る可能性が高いと考えられます。

逆に、狙った異性を含む「同性同士の会話時間」をKPIとして設定し、これが長い場合は会話の内容などを改善するという目安とする事もできます。その他、狙った異性を含む「異性が集団でトイレに行った時間(同性同士の会議時間)」などもこの目標タイプとして設定する事ができます。

目標タイプ:到達ページ

03

例えば「連絡先交換のためにアドレス帳を開く」というKPIがこの目標タイプになります。ECサイトでは注文完了ページへのプロセスとして必ずカートページを通過するように、連絡先を交換しなければその後相手と親密になるのが非常に困難です。その他、「次に会う約束をとりつけるためにカレンダーを開かせる」もこの目標タイプに分類されます。

目標タイプ:イベント

04

例えば「合コン最中のボディタッチの回数」というKPIがこの目標タイプになります。サイト内に設置したSNSの「いいね!」や「share」ボタンのクリック回数が、ユーザーの共感を得られたかどうかの目安となるように、異性からのボディタッチの回数が脈アリかどうかの目安になります。その他、「合コン後のメールに“また会いたい”という言葉が入っていた回数」などもこの目標タイプとして設定する事ができます。

このように、“自分ごと” として考えると、Google アナリティクスでのKPI設計もできそうな気がしてきませんか?
自社のサービスや利益計算がなんとなく理解できてきた入社3~5年目の方々、「私は仕事一筋!」という考え方も悪くありませんが、ぜひKPIの決め方をプライベートで実践してみてください。
きっとプライベートでの成功事例が仕事に還元されることでしょう。

連久実子

連久実子

2005年東京学芸大学心理学専攻卒業。広告代理店を経て、メーカーEC運用部門にてサイト構築運用・カスタマーオペレーション・ロジスティクスと広く経験した後、ブランディング及び販促戦略企画に携わる。2015年よりプリンシプル社に参画し、解析コンサルタントの傍らGTM設定も担当。


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